
■ ボーイング787-8 ZA001(フライト・オブ・ドリームズ)
ボーイング787は、同じくボーイング767・777のに代わる次世代の長距離用中型ワイドボディー機で、ドリームライナー(Dreamliner)という愛称が付いてます。
最初に登場した787型機の基本モデルの787-8のうち、初号機である1号機(機体番号:ZA001・登録記号:N787BA)は、2009年12月に初飛行を開始。
飛行試験を終えた同機は2015年7月に中部国際空港(セントレア)に寄贈されました。
その後、2018年10月に開業した中部国際空港内の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームズ)にて展示公開されています。
先日の名古屋への旅の際、中部国際空港まで行き、「FLIGHT OF DREAMS」(フライトオブドリームズ)に初訪問。
館内中央にて展示されているボーイング787-8の1号機を見学してきました。
「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームズ)は、全長56.7m・全幅60.1m・全高16.9mの787-8の機体が収まるフライトパークとショップ・レストランなどがある複合施設で、機体はランディングギアの下に展示用の台座が設けられ下から見やすいように設置されています。
機体内部はコックピットのみ公開されており、飛行中の状態を再現した計器パネルを含めガラス越しで見学可能になっています。
● 機体前部
コックピット付近の右側扉から機内に入る事が出来るようになっており、機体横には階段が設置されています。


・ 右側

● エンジン
主翼に取付けられたエンジンは、ロールス・ロイス・ホールディングス製トレント1000が搭載されています。
・ 左エンジン



・ 右エンジン

● ランディングギア
ランディングギアの下に土台が用意されており、機体が見やすくなっています。
・ ノーズギア(前脚)


・ メインランディングギア(主脚)

・ 機体後部
機体後部には、787の名称であるDreamlinerのロゴと登録記号の「N787BA」が表記されています。

今回は、旅程の都合であまり時間が取れずコックピットの見学等は出来ませんでしたので、また改めて再訪ししてみたいと思います。
(中部国際空港 フライト・オブ・ドリームズ 2023/07/16)
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2023/07/27 (木) [保存機]

■ HSST-03(岡崎市南公園)
HSST-03は、1985年に開催された国際科学技術博覧会(つくば科学万博)の場内で運行された磁気浮上リニアモーターカーで、HSSTはHigh Speed Surface Transportの略。
つくば科学万博会場では、約350mの直線軌道を最高時速30km/hで浮上走行し往復運を行っていました。
その後、1986年にバンクーバー国際交通博覧会、1987年には岡崎市制70周年記念博覧会で運転され、博覧会終了後も1990年8月末まで運用された後、岡崎市南公園に移設され保存展示されています。
先日、名古屋への旅の際、岡崎市南公園を訪問。
1985年のつくば科学万博で体験乗車して以来、約38年ぶりに同車を見学できました。
屋根のあるフェンスで囲まれた場所で保存、定期的な清掃により綺麗に整備された状態で、車両はコンクリート製の軌道上に設置され片側にプラットホームが用意されています。
毎月第2日曜日9:00~11:00に実される清掃中に車内を見学できます。


● HSST-03案内表示
車両の横に設置されている案内表示。
高速地表輸送機 リニアモーターカー HSST-03と表記されています。

※ 写真を拡大できます。
【諸元】
・ 開発:日本航空(株)・住友電気工業 共同開発
・ 製造:1984年6月
・車体:アルミ合金製
全長:13.8m
全幅:2.95m
全高:3.0m
重量:12t
座席:40席(最大50席)
・ 浮上:吸引式電磁石(常電導)
浮上高さ:1cm
・推進:リニア・インダクション・モーター
● 交通広場側



● 駐車場側



● HSSTロゴ
HSSTのロゴは前面右側と側面扉上部に表記されています。


(岡崎市南公園 2023/07/16)
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2023/07/24 (月) [保存車]

■ 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車・その3 パンタグラフ交換
※ 前回の続きです。
【前回までの記事】
● 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車
https://ntmuseum.blog.fc2.com/blog-entry-1360.html
● 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車・その2 試運転(カシワギカフェ)
https://ntmuseum.blog.fc2.com/blog-entry-1361.html
カツミ製の江ノ島電鉄 300形305編成(305-355号車)のパンタグラフをIMON製PT43(平シュー・銀)に交換しました。
パンタグラフを変えただけでもイメージが変わるようで、交換前との比較や交換後に改めて編成で撮影してみました。
● 交換前
製品に取付けられているパンタグラフは、カツミ製のPT43HGで、折り畳み状態時に集電舟を固定するカギ部分が挟み込みこむタイプのため、取り扱いにやや不便でした。
碍子はプラ製でビスは黒のネジで固定されています。
・ 折畳状態

・ 上昇状態

● 交換後
今回交換したパンタグラフは、IMON製IPT43(平シュー・銀)で、合わせて同じくIMON製の焼付塗装の直流碍子にしようと思いましたが、少し大きめで取り付けた際にパンタ台枠からはみ出してしまうようで、今回はプラ製の碍子のままとしました。
・ 折畳状態


・ 上昇状態


● 編成写真
パンタグラフの交換で屋根上のイメージがだいぶ変わりました。


・ 片側パンタグラフ折畳状態
重連運転する際は、それぞれ中間側のパンタグラフを下げた状態で運転されてます。

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2023/07/20 (木) [1/80 江ノ島電鉄]

■ 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車・その2 試運転(カシワギカフェ)
※ 前回の続きです。
【前回の記事】
● 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車
https://ntmuseum.blog.fc2.com/blog-entry-1360.html
先日、カツミ製の江ノ島電鉄 300形305編成(305-355号車)が入線。
付属品のワイパー・車両番号・行先表示板等の取付がまだですが、駆動装置及びライト関連の動作確認を終えたので、西新宿にあるカシワギカフェさんでの運転会に合わせて試運転を行いました。
■ カシワギカフェ
カシワギカフェのレイアウトは、複線楕円形エンドレスにテラス側に1面2線のプラットホームと退避・通過線1線の計3線に同時入線できます。(仮設で内側線に1面1線のホームも設置されています。)
● 食事
カシワギカフェさんでの運転会では、基本的に先に店内で食事。
今回は、オムポルチとアップルジュースを頂きました。

● 試運転
カシワギカフェさんのレイアウトは比較的曲線半径も大きく、曲線部分にはカントも設置されています。
事前に駆動装置・ライト関連の動作確認を行ってから入線しているため、試運転も問題なく終えています。


● 江ノ電自転車ニキと300形305-355号車
店内に江ノ電自転車ニキのアクリルスタンドがあったので、300形305-355号車と並べてみました。
アクリルスタンドの方が大きいため違和感はありますが、ジオラマで江ノ島電鉄線 腰越駅-江ノ島駅間の片瀬海岸1丁目の交差点付近の併用軌道曲線区間を再現してみるのも面白そう。

【追記】
※ 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車に関する記事を更新しました。
● 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車・その3 パンタグラフ交換
https://ntmuseum.blog.fc2.com/blog-entry-1362.html
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2023/07/10 (月) [1/80 江ノ島電鉄]

■ 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車
江ノ島電鉄 300形は、1956年~1968年にかけて6編成12両が旧形⾞両より改造により登場。
305-355号車は、1960年に東横車輛工業(現在の東急テクノシステム)製の新造車体、旧玉南電気鉄道1形(後の京王電鉄 初代京王デハ2000形)の台枠を流⽤し台車は東急⾞輛にて新造された車両です。
1989年に、主電動機・駆動装置の更新、冷房化・車体更新工事の実施、1998年に主制御器・ブレーキ装置などが更新され、現在も江ノ島電鉄線鎌倉駅-鎌倉駅間で運用中です。
模型は1/80スケールで、1989年に実施された冷房化・車体更新工事改造後の姿をプロトタイプとして2016年にリリースされた完成品。
車体はエッチングプレス+ロストワックス前面、動力装置はキヤノンEN22+ACEギア20mm・φ10.5プレート車輪。
ヘッドライト・テールライトはLEDによる点灯式、室内灯はチップ白色LED仕様となっています。
● カツミ製品案内:江ノ電300形「305編成」
http://www.ktm-models.co.jp/shitetsutopics_enoden300-305.html
● 300形305-355編成
連接2両編成で、編成は←藤沢駅 305号車+355号車 鎌倉駅→となっています。
・ 藤沢駅側

・ 鎌倉駅側

● 305号車
藤沢駅寄り。

・ 屋根上機器
パンタグラフはPT-43形、冷房改造後の仕様で配管やランボードも含めて別パーツによる再現。

・ 先頭部台車
台車はロストワックス製のTS-837。
ヘッドライト・テールライトの消灯スイッチが床下に取付けられています。

● 355号車
鎌倉駅寄り。
動力装置付きで床下にEN22形モーター、連接台車にACEギア20㎜装備。
連接台車が駆動台車となっています。


・ 先頭部
先頭部の床下は連結器・胴受・ステップ・床下機器が再現されています。
連結器jは電連付密連形ダミーカプラーで、増結運転を行う場合はエンドウ製「5703 密着連結器(電気連結器付)」に交換。

・ 連結面
連結面には幌と連結機構(乗せ掛けタイプ)を装備。

● 連接部分
連接部分は幌が取付けされており、連結した際も実感的。


【追記】
※ 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車に関する記事を更新しました。
● 1/80 江ノ島電鉄 300形305-355号車・その2 試運転(カシワギカフェ)
https://ntmuseum.blog.fc2.com/blog-entry-1361.html
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2023/07/09 (日) [1/80 江ノ島電鉄]